Words and Feathers

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黄金の月 もしくは夢の無いロマンチスト



twitterのプロフィールにも書いてますが、私はスガシカオさんのファンです。
それにしてもこのビジュアル・・・ひねくれたノッポさんみたい・・・。
でもそんなことはどうでもいいのです。この歌は何度聴いても素晴らしい歌。

ここから下は自己解釈が入るので、苦手な方はご注意ください。

私は歌を詞で好きになる方という自覚はあります。
音楽的センスよりは、言語感覚の方がまだマシなのでしょう。
でもこの歌は『スキだー!』って思ってハマッてからも、実は意味がわかってなかったのです。
漠然とした意味は感じ取りながらも、ひとつひとつの表現の意味まで考えてませんでした。

うたまっぷ『黄金の月』歌詞

そのことに気付いたのは、もうこの歌をすっかり暗譜してしまって、
勤務時間に倉庫で片付けものをしながら口ずさんでいたとき。

♪知らない間にぼくらは(略)闇を背負ってしまった♪

鼻歌で2番の冒頭のフレーズを歌い、次の瞬間に凍りつきました。

青春を(その字面とは裏腹に)真夏の昼間のような眩しい季節とするなら、
午後遅く日が傾いて闇が訪れる時間帯は、もう子供ではいられない、大人という現実。
そういう時の流れを歌っているのではないかと。

彼がこの歌を発表したときは多分30歳前後で、作ったのはもう少し前だとしても、
恐らく20代後半に差し掛かるときだったでしょう。
とりあえず就職して夢中で働き始めて、ふと、将来を考える時期でもあります。
そういう時、恋人との関係にもふと現実の影が差し込むような、そんな瞬間。

この解釈が妥当かどうかはともかく、わたしはそのことに気付いて心が震えたのでした。
深いウタだなあ・・・! と。

歌詞の表現ひとつひとつの意味がわからなくても、
漠然としたイメージ、イントロから既に溢れるグルーブ、スガさんの声に、
心の琴線を震わされていたのに、新しい発見でまた好きになりました。

それがもう数年前のこと。
そしてごく最近、唐突に、この歌について別の意味が判った気がしたのでした。
これはもしかしたら、プロポーズの歌なのかな、と。

『そうとしか考えられねーだろ』とか、逆に『そんな訳ねーだろ』とか、
思った方がいたらすみません。自己解釈ですので。

よく読めば、6月、永遠を誓うキス、ってすごく結婚をイメージさせる単語です。
それに黄金の月も、指輪の暗喩、もしくは指輪の代わり、ともとれます。
なのに、あまりにも後ろ向きな1番の歌詞と、スガさんの声のアイロニックな響きに、
結婚という一見ハッピーな出来事を想像することが出来なかったというか。

そういう観点で改めて歌詞を読むと、色々とまた考えてしまったのでした。

生きていく中で、とうの昔に純粋さを失くしてしまって、
すっかりウソツキになってしまった自分。
君の夢見る『結婚=永遠の幸せ』なんか幻想に過ぎないと思っていて、
それでも愛を誓おうとして、何度も言葉を飲み込んで。

自分には君を幸せにする力なんてないかもしれない。
周りの人は、こんな自分が家庭を持とうなんてと、嗤っているかもしれない。
君の将来は、ぼくのせいで台無しになってしまうかもしれない。
ふたりとも日々に疲れ果てて、恋人だった頃の純粋な想いは消えてしまうかもしれない。
思い描くようなシアワセなんて、最初からないのかもしれない。

でも、それでも。
僕の力の限りで、たとえ幻想でもシアワセを描こう・・・。

という、ものすごくひねくれたロマンチストの、
リアリスティックな愛の告白の歌のように、今は思います。

ところでこのCDジャケに意味深な英文が書かれています。

before you'll get down
 take your time to think it over.
'cause it's never been
 "the golden moon" in the night

失望を嘆く前に
もう一度ゆっくり考えてみろ
“黄金の月”なんか(はじめから)
夜空には無かったんだから

理想と違う、失望した、と人は嘆くもの。
でも、その『理想』自体が幻想なのだとしたら?
幻のために落ち込むくらいなら、
現実の一歩を歩み出せ。

そんな感じの文章でしょうか? シカオちゃんらしいです。

長々と語ってしまいました。これ書きたかったからスッキリしました♪
読んで下さってありがとうございました!
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*Comment

NoTitle 

私も同じようなイメージでこの曲を聞いています。
あと、「ずっと忘れらない想いを抱えてたまま、結婚する人なのかなぁ」とも思っています。

いずれにせよ、
>現実の一歩を歩み出せ
に、とても共感します。
  • posted by kusuu- 
  • URL 
  • 2011.01/09 17:11分 
  • [Edit]

ありがとうございます 

読んで頂いてありがとうございました。
その時々で色んな感じ方ができる歌って、色あせないですよね。

彼の作品と、アーティストとしてのスタンスに、
私はとても勇気付けられます。
現実において何かを成せる人間でありたいと思います。

コメントをありがとうございました!
  • posted by なずる☆ 
  • URL 
  • 2011.01/09 21:22分 
  • [Edit]

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