Words and Feathers

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Where is “my old dear place”? / Hello,Again~昔からある場所~



1995年8月にリリースされたMY LITTLE LOVER最大のヒット曲。
最近カバーで流れていたので、懐かしくなって聴きかえしてみたら、
ふと思うことがあったので。

ここからは自己解釈になるので、苦手な方はお控えください。

この歌が失恋にまつわる歌らしいというのは、一聴すればわかります。
でもそれなら『昔からある場所』というのは何を表しているのでしょう?

うたまっぷ『Hello,Again~昔からある場所~』歌詞

この歌が好きでカラオケで歌っていた頃にも、そのことを考えていました。
昔から、というくらいだから幼い頃に見た風景かな、とか。
でもどうして、失恋して立ち直ろうとしているらしい時に、昔の風景が唐突に出てくるの?
単なるイメージ?
でもタイトルにするくらい大事な言葉なのに、そんなあやふやなもんだろうか。

それに失恋にまつわると言っても、失恋直後ではないらしい。
だって『君と待ち続けた季節』が、君なしで通り過ぎてしまっているのだから。

それでもまだ一番の歌詞は素直に読むことが出来るけど、二番はちょっと難解。
波の彼方に“果て”を感じられる、しかも“ちゃんと”。
普通は海を見て感じることは『果てしない大海原』みたいに、果ての無さなのにね。

そんな感じでイマイチ詞の世界は理解できないまま、時は過ぎて15年。
MY LITTLE LOVER がいつの間にか My Little Lover に変わり。
(今オフィシャルHPの写真見たら、ライブのkey.が森俊之さんでした!
森さんといえばファミシュガ=The Family Sugar スガシカオさんのライブバンド!)

そして改めて聴きかえして感じたのは、その場所は自分の心の中の世界だということ。
(いや、それはそうだろと思った方すみません。わからなかったんです。)

最後のリフレイン“Hello again, a feeling heart”で、
feeling heartというのは多分に日本語英語的なのだけど、
恐らく『傷付きやすい心・感じやすい心』のことだと思います。
一番の『泣かないことを~痛む心に気が付かずに』と呼応していて、
僕は痛みを感じる心を取り戻した訳です。

でもね、この歌の世界は
『失恋で心を閉ざしていた僕が、時間に癒されて感じる心を取り戻した(めでたし)』
というよりもう少し深いと思うんです。

傷付きやすい心が、日々を生き抜くために『泣かないことを誓った』のはきっと昔のこと。
そうやって感情を殺して生きた結果、僕はいろんなものを失ってしまった。
僕に寄り添って生きようと、僕を理解しようと努力してくれた君も、
いつかあきらめて僕のもとを去ってしまった。
僕に背を向けた君が、泣いているのかを確かめようともしなかった。

痛みを感じる心を取り戻してしまったら、僕の毎日はまた傷付くことの繰り返し。
いったいどこまで耐えられるのか、それを試すために生きてる訳じゃない。
誰だって僕が感情を殺して生きることを責められやしないんだ。君にだって。

だけど色んなことをくぐりぬけて、これからの世界に触れてみたとき。
全てのものに終わりがきちんと用意されていた。
この胸の痛みにも、僕の人生にも、ちゃんと果てがあるのがわかった。

だから僕は、もう一度感じる心を持って世界に向かってみよう。
僕の人生が尽きるその日までは。
また傷付いて、心を閉ざす日がくるかもしれない。
でもきっと、また今日のように、感じる心を取り戻すことが出来る。
その心は僕の中に昔あって、ずっとある場所なのだから。

忘れないと言ってくれた君の言葉。
そのときの君の胸の痛みが、いまさらのように僕の胸に響いてくる。
これはもう消えてしまった愛の幻のようなものだけど。
別れの瞬間の君の表情を、僕はこれからも自分に問い続けていくのだろう。

・・・なんて思ったのですが。ちがうかな。
でもこの解釈が今の自分にはしっくりくるので、これでいいことにしておこう。

だから『昔からある場所』とは。
自分の心の奥深くにある、自分の感受性の原点のようなもの。
時に誤解されては傷付き、でも自分を自分足らしめる根本の感覚。
誰とも同じではない、誰とも共有できない、たったひとつの孤独な心。

その心だけが生まれたときから自分の中にあって、
死の瞬間まで共にあってほしいと願うものなのでした。

読んで下さってありがとうございました!
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*Comment

NoTitle 

ありがとうございました!これは参考になります!
  • posted by  
  • URL 
  • 2012.10/30 01:05分 
  • [Edit]

NoTitle 

心に響きました。ありがとうございます。
  • posted by  
  • URL 
  • 2012.12/06 09:20分 
  • [Edit]

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  • posted by  
  •  
  • 2013.05/07 03:00分 
  • [Edit]

ちゃんと"果て"を感じられる 

サビの歌詞(元カノの言葉)が印象的なせいで、純粋な愛の歌、悲恋の歌と思って歌っているヒトが多いけど、違うんですよね。失恋し悶々としていた日々から、自分らしさを取り戻すために一歩進むっていう少年の歌ですね。
二番の歌詞はこう解釈してはどうでしょう。
---
元カノの一見キレイな別れ言葉を真に受けて別れちゃうなんて自分はアホなんだろう。つくづく自分の限界を感じちゃう。(そんな自分の限界を確かめるために生きてるんじゃないのにな。)でも海には限界の先に”果て”があるって感じられる。自分の限界の先に可能性があるかもな。
---
この”僕”はまだ恋愛経験も少ない少年でしょうね。二人で春を待ち続けたってことは、冬に付き合い始めて春の前に別れちゃったんでしょう。3ヶ月程度しか付き合ってないですね。それから梅雨の時期まで3ヶ月も悶々と悩み続けてる。
自分を取り戻そうって思ってくれてヨカッタ。
  • posted by KD 
  • URL 
  • 2013.08/28 22:37分 
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