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音楽に憑かれた人々 / ミュージコフィリア by オリヴァー・サックス

音楽嗜好症(ミュージコフィリア)―脳神経科医と音楽に憑かれた人々音楽嗜好症(ミュージコフィリア)―脳神経科医と音楽に憑かれた人々
(2010/07)
オリヴァー サックス

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昨日、書店で何となく手に取った本。
のっけから「雷に打たれて生還し、その後突然に音楽に取り憑かれ、
演奏と作曲を始めた人の話」が載っていて、つい買ってしまいました。

(ええ、村上さんの「海辺のカフカ」に影響されてますw)

著者は映画「レナードの朝」の元となった医学ノンフィクションの作者。
ニューヨークで開業している神経学者です。
本書は音楽にまつわる様々な症状や特殊な才能について、
脳神経の専門家としての視点から書かれた医学エッセイです。
専門用語も出てくるので、多少は医学とか知覚心理学とかの知識が無いと
ちょっと読みづらいかも。
でも色んな症例が出てくるので、そこだけ読んでも面白いと思いました。

まだ半分しか読んでいないのですが、
音楽を認識するというのは本当に複雑な脳神経の働きの結果なのだなあと。
冒頭のエピソードはドラマチックですが、逆パターンもたくさん出てきます。

聞きたくないのに頭の中の音楽が四六時中鳴り止まず、眠れない子供。
音楽を聞くと癲癇を起こすので、何も聴けなくなってしまった音楽評論家。
交通事故の後、音の調和を認識できなくなり「音楽」が理解できなくなった作曲家。

興味深かったのは絶対音感に関する調査。
母語として話す言語に音の高低が重要である言語(中国語・ベトナム語など)を話す人は、
それほど重要でない言語(英語など)を話す人より、
絶対音感を持っている率が高いのだそうです。
(YouTubeの動画で英語圏の人の方が音程はずす率高い気がしてましたが、
なんとなく納得しました。)

あと心配になったのが、難聴によって部分的に音感が不完全になること。
難聴って、全体的に音が聞こえにくくなるのかというとそうでもないんですね。
音を感じる細胞が部分的に壊れていくので、
高音域だけ音が狂って聞こえたりするそうです。
そうすると音楽が不協和音になって、きっと音感の鋭い、音楽を好きな人ほど、
その症状が辛くなるのではないでしょうか。

補聴器では補正できる周波数の域が限られているので、
人の話は分かっても、音楽を聞くのは難しいそうです。
現代人は常に携帯音楽プレーヤーで大音量で音楽を聴いているけれど、
騒音の中で、騒音を掻き消すほどの音量で音楽を聴く行為は、
間違いなく耳の細胞を殺しているそうです。

音楽が好きなら、一生かけて音楽を楽しんでいけるように、
耳は大事にしたいなと思いました。
私は頭の中で音楽をイメージして聴くことは出来るけれど、
新しい音楽を聴いたり、生演奏を聴けなくなるのは残念だもの。

続きを読んだら、また書くかもしれません。
読んでくださって有難うございました!
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