Words and Feathers

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ノルウェイの丸太とか

Norwegian Woodはノルウェーの森ではなく、ノルウェーの材木である。
・・・という説があるそうです。
なぜかというと、森を表す時は通常woodsで複数形になるから。
単数形では一本の木を表すのだと。

この辺の話はWikiれば書いてあるし、
実際のビートルズの歌におけるNorwegian Woodの裏話もわかります。
ただし実際にはa woodで森を表す使い方もあるようなので、
単純に誤訳であるとは言い難いですけどね。
それに歌のタイトルとしては趣もあって美しいよね。

という訳で村上春樹さんの「ノルウェイの森」の話。


※ここから下はややネタばれありなので、ご注意ください。

ちょうど映画が公開中なのですが、観ようか迷いますね。
マツケンのビジュアルは嫌いじゃないけど、むしろ好きだけど、
原作好きで映画見るとがっかりする率が高いですしね。
かえって好きじゃない俳優さんが出てる方が気が楽かも。

とりあえず今はカップルで観に来る人が多そうだし、
ほとぼりが冷めてから考えよう。

と言いつつ、実はこの小説はそれほど好きじゃないです。
村上春樹さんの長編で、私の好きなのは
①世界の終りとハードボイルドワンダーランド
②羊をめぐる冒険
③ねじまき鳥クロニクル
がベスト3です、だいたい。

でもこの作品はやはり特別なところがあります。
なんというか、時間がたって初めてわかるところがあるのです。

冒頭の、ハンブルク空港に到着した機内での会話。
つづく草原での会話の回想シーン。
そして後の方に出てくる、アメリカで酒を飲みながら夕陽を見た時の心情。

これらの部分は、それを回想している主人公と同世代になって、
漸く実感できるような想いが描かれていて、
しかもそれが小説の肝のひとつなのですよね、多分。

よくこの小説の解説に「喪失と再生」って書いてありますね。
メインストーリーは主人公の大学時代1~2年分くらいです。
再生は、でも、ずっと長い時間がかかっていると思うのです。
だから、小説はあのような中途半端な終わり方をしているのではないかと。

私が村上さんの小説を読み始めたのは社会人になってからですが、
きっかけは大学時代に好きだった先輩が、
「オレ、村上春樹の小説が好きだ」って言ったから。
それを何年も経ってからなぜか突然思い出して、読み始めたのでした。
なぜリアルタイムでその時に読まなかったか、自分でもわかりません。

多分その話を聞いたときに、まだ片想いの段階だったなら、
その足で本屋さんに行ったかも知れなかったですね。
付き合いだした後もそういう可愛らしさを失くさずにいれたら、
もっと長続きするのかも知れないな、と思ったり。

大学の時に女友達が急に煙草吸い出して、理由を聞いたら、
「(片想いの)アイツがこの煙草吸ってるから、なんかね」って。
そう言った彼女が何だかすごく可愛らしくて、
私も卒論書いてて淋しい夜に、その時好きだった人が吸ってた煙草を、
ちょっと吸ってみたりした。今はほとんど吸わないですけど。

大体片想いの時って、好きな人の好きなもの調べて、
自分もそれを好きになろうとしてみたりとか、
冷静になるとすごく恥ずかしいけど、誰でもやると思う。
そういう青くさい時代が誰にでもある。
そういう時代にめぐり合って、後に死を選んだ幾人もの大切な人たち。
傷付いたり傷付けたりしながら、
それでも生きることを選ぶしかできなくて、
人生の終わりに向かって歩き続けていく。

乱暴に言えば、この小説はそういうお話なのだと思います。


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