Words and Feathers

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みずいろひいろ / 恋するパラノイア

今日がみずきちゃんのお誕生日なので。
※みずきちゃんとは、ひなた春花さまの作品世界「ロジカリズム」のキャラクターです。



例によって若干気持ち悪い長文&妄想やネタバレありありですので、
気になさらない方だけご覧下さい。

この歌が投稿されてから、改めて小説の「きみひとり」を読んでみたのですが、
彼女の狂気につながる強い想いを、意外なところで感じました。

(小説を読んでいなくて、読むつもりの人は、絶対にここから先を読まないで下さい。)

それは蒼太の部屋での朝食の場面。
彼女はさりげなく、蒼太には発音も出来ないようなややこしい名前の紅茶を差し出します。
しかも茶葉の名前を挙げながら。
そのお茶は非常に珍しい紅茶で、その辺のコンビニで売ってはいないでしょう。
この一文で彼女の育ちの良さとか、お上品な暮らしとか連想できますが、
彼女は一体どこにその茶葉を隠し持って現れたのでしょう?

もちろんその場面の世界設定から、彼女に都合良く茶葉が存在したとも言えます。
でも私は、二人きりの世界になる前の彼女が、自分のお気に入りの紅茶を飲みながら、
そのお茶を蒼太と飲む場面を何度も何度も想像していたような気がするのです。

自分の大好きなものを、大好きなあの人と、一緒に楽しむことが出来たら。

彼女のその想いは、いかにも少女らしく可愛らしく、また滑稽でもあります。
きっと恋をすれば誰でも想像するようなこと。
みずきちゃんの想いは、ほんの少し重かったか、バランスを崩したのか、
その想いをきっかけに、彼女は妄想の世界に嵌まり込んでしまいました。

パラノイアが恋をしたのではなく、恋をするからパラノイアになる。
そういうことではないかと思います。

ところで、みずきちゃんと緋色ちゃんはとても対照的に描かれます。
女の子らしいお嬢様のみずきちゃんと、男の子に間違われる何か訳ありの緋色ちゃん。
みずきちゃんが蒼太を妄想の世界に閉じ込めようとする一方で、
緋色ちゃんは世界を巻き戻して彼を助けようとします。
でもこのふたりは、一見正反対のようでも実はそっくりと思います。

いったいどれほど強く願えば、世界を巻き戻すことが出来るのでしょう?
どれほどの意志を持てば、好きな人に(救うためとは言え)刃を向けられるでしょう?
みずきちゃんの部屋にいる蒼太に電話を掛けてきたとき、
緋色ちゃんは本当は、その世界で自分が蒼太とふたりきりで生きたかったのではないか。
そんな気すらするのです。

そういうことを、例えば絵で表現できたら、こんな長文を書かなくていいのに。
と、いつも思っているのですが(涙)。

そういえば小説にひとつ音楽が登場します。
ギリシア神話を題材にしたモンテヴェルディの歌劇「アリアンナ」の曲。
この神話では「糸」が重要な役割を果たします。
そして「恋するパラノイア」にも「もつれた赤い糸」が登場します。
もちろんこれは運命の相手をつなぐ赤い糸な訳ですが、
この神話と重ね合わせると、また違った感じにも思えます。

糸をつないで入り込んだ迷宮の奥で、貴方が出会うものは何でしょう?

「おとぎ話のような恋がしたかったのに」とは、動画投稿時の説明文。
神話もおとぎ話も似たようなものなら、みずきちゃんの恋もまた、おとぎ話なのでしょう。
それにおとぎ話も恋も、どちらも理不尽で残酷なもの。
例えば「なぜ」恋に落ちるのかなんて、合理的な理由は一切存在しません。

恋は「落ちる」ものなのでしょうか?それとも「落とす」ものなのでしょうか?

きっと一緒に「飛び込む」ことが出来れば、素敵なのにね。
そんな訳でみずきちゃん、お誕生日おめでとうでした。次は幸せな恋が出来ますように。

長文すみませんでした・・・orz あと拍手有難うございました!
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