Words and Feathers

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せいせいとした哀しみ / たとえば、ここで。

私はこの作品がとっても好きなのです。詞も曲もイラストも動画も全部好き!



作詞・作曲 orange
編曲 タイスケ(乙女回路P)
イラスト 秋赤音
動画 せむ

普段作詞を専門にされてる方の、作曲したものが聴けるのは面白いです。
言葉のリズムと曲のリズム、どういう風に融合させるのかなって。

明るいオレンジ色の画面を、縦横に跳ねまわる文字。
小気味良いリズムと、からりと明るいメロディ。
何も考えずに聴けば、とても爽やかで気持ちよい作品です。

でも最後に出てくる人物は、夕日を背にうつむいて涙を堪えてる。

orangeさんのブログにこの歌の意味は書かれているのですが、
注意深く聴けば、それはきちんと分かります。
私は「ライフスタイル」のところでああ、と思いました。
だってそれって、定番の言い訳だもの。

ダブル・ミーニングの言葉遊びの中に、ちゃんと本音が隠れてるところ。
悲しい終わりを明るいメロディで表現してるところ。
そういうところが、まるで周囲の人に「やっと別れられてせいせいしたわ」と笑って、
傷付いても傷付いてないふりをする、そういう大人の始末の付け方を思わせます。

「たとえば ここで ひざまづいて ないたら?」
そんなことしても結末は変わらないって分かってる。
もうお互い何もかもわかってしまって、先が見えてしまったから、
こうすることに決めたのだから。これ以外の結論はあり得ないから。
重荷が取れて、心は清々としているのに、
どうしてまだ「もしも」を考えて胸が痛いのだろう。

そんな感じの歌、と思いました。ちょっと大人向け?
視聴者層が若いと共感しにくいかも知れないけど、想像はできると思うなあ。

私はこの歌を聴くといつも、江國香織さんの「落下する夕方」を思い出します。
この辺までの江國さんの小説は結構好きでした。
昔好きだった作品は、ずっと好きなままなのだけど、
同じ作家がその後に書く作品を好きでいるかというと、そうでもないです。
(小説に限らず)

ある作品に惚れ込む時、その瞬間の作者と、そこに至るまでの過去は愛するけど、
自分と作者がその先も同じスピードで同じ方向に歩くとは限らないんだよね。
これが恋愛関係なら、お互いに歩み寄ろうともする訳だけど、
創作者と作品の受け手の関係の場合、
「受け手に媚びるようなことはしたくない」と考える作者は多いので、
受け手が歩み寄る(影響を受け続ける)のでなければ、サヨナラしちゃうのかも。
これもまた、出会いと別れ。でも別れても、また出会うかも知れないからね。


読んで下さって有難うございました!
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